最初は堅実な株の取引を行おう

 将来年金を受け取ることができるかが不安で少しでも自分で老後資金を用意するため、若いうちから資産運用を行おうと考えている人も少なくないでしょう。老後資金には数千万円単位でのお金が必要と考えている人も多く、お金を大きく増やすためにも株を購入するのが最も多い資産運用方法であると言えます。しかし、株は必ずその価格が上がると保証されている訳ではなく、逆に値下がりすることで損をしてしまう虞もあります。そのため、株を始めて購入しようと思っている人は、大きな値上がりを期待して銘柄を選ぶのではなく、比較的堅実な株価の推移をする銘柄を選ぶのが良いでしょう。また、積極的に株主還元を考えている銘柄を選ぶのも堅実な投資となる場合も多いです。
 具体的には、安定して需要が見込める業種が堅実な銘柄であると言え、その代表例が通信株でしょう。大手携帯電話各社は、その通信料等で安定した売り上げを維持し続けており、初めての投資先としては安心感のある銘柄と言えます。この他にも、都会に路線を有する鉄道会社の場合も安定した利益を稼ぎ続けることが期待されます。なぜなら、景気が悪くなったからと言って電車に乗ることを止める人はごく少数であると言え、企業の業績に景気が与える影響はかなり少ないと言えるからです。そのため、株価が大きく上昇することは少ないかもしれませんが、逆に大きく下落してしまい大損をしてしまうリスクも少ないと考えられ、投資初心者には魅力的な銘柄であると言えます。これらの他にも、ストック型のビジネスと呼ばれる会社は安定した利益が期待できます。すなわち、消費者と契約を結ぶことで安定的な売上を得るため、業績に大幅なブレが出にくく、投資初心者には比較的難しくない投資先でしょう。